胃腸科・肛門科・外科
 
医院 ホームページ

家庭で出来る痔の治療」
まず温める 肛門括約筋の緊張を取り静脈のうっ血を軽くするのに大変有効です。外痔核・内痔核・裂肛・痛い・血が出る・腫れて戻らない・・・症状を問わずに(肛門周囲膿瘍だけは駄目です)まずお風呂に入ってゆっくり温めてみましょう。「良くなーれ・・」と念じながら軽くマッサージしてみましょう。入浴は自分で出来る最高の治療と言えます。熱いタオルや懐炉をお尻に当てたり(火傷しないように注意して)暖かいウオシュレットも有効です。お酒や過激な運動を控え、市販の軟膏・座薬を使ってみましょう。
お尻を清潔に 汚れやすい場所です。排便後の洗浄(ウオシュレット、シャワー、坐浴)を心がけましょう。拭き残しがないようにと決して強くこすらないこと、そっと押し当てるようにして拭きましましょう。ただしウオシュレットは使いすぎないように注意して下さい。痔の大半はちょっとした注意と生活習慣の改善で治ります。
括約筋のトレーニング 脱肛のある内痔核の方には大変有効です。肛門を強く締め付ける運動(1)キュッ、キュッ、キュッと短く頻回に、(2)ギュウーッと持続して長く、それぞれ数分で結構ですから毎日根気よく続けてみて下さい。誰も見ていません。誰も気づきません。数ヶ月でも続けられれば効果が実感出来ると思いますよ。
便秘の治療 食物繊維の多い野菜や海草などを積極的に摂り、適度の運動を心がけましょう。朝コップ1杯の水や牛乳をキュッと飲むのも有効です。「下剤は癖になるから」と嫌う方もいますが、自分に合った緩下剤をうまく使うことは決して害にはなりません。柔らかさの目安は「熟したバナナ」か「練り歯磨き」といったところでしょうか。
トイレ 決して長く座らず、うんうん息み続けないこと(トイレで読書の習慣は止めましょう)、便意をもよおしたら我慢せずにすぐにトイレ、出そうに無ければすぐにあきらめて次回に期待しましょう。下痢も痔には大敵ですから注意しましょう。痔の大半はちょっとした注意と生活習慣の改善で治ります。

脱肛 脱肛がひどいとなかなか戻りません。トイレでしゃがんだまま戻そうとせずに、仰向けになってお尻の下に座布団をいれて高くして、オイルや痔の軟膏を塗って滑りを良くしたガーゼを指に添えてガーゼごと両方の手指を使ってゆっくり入れるようにしてみましょう。何カ所も出ている時は一度に入れようとせずにまず一カ所ずつ焦らずにゆっくりと力を抜いて行ってみてください。
胃腸科・肛門科・外科  ひさとみ医院
電話:093-475-4976 FAX:093-475-4111 E-mailはこちら:
ホームページURL: http://www.hisatomiclinic.jp/
北九州市小倉南区東貫2丁目2−1
下曽根駅から車で5分、曽根中学校交差点すぐ
バス停は「曽根中学校前」・「潤崎(うるさき)団地」バス停で下車
ひさとみ医院への地図はこちら
診療時間 月・火・水・金 9:00〜12:30 14:00〜18:00
         木・土 9:00〜13:00
        日・祭日休診
往診可

 トップページに戻る